ムービー作成にちょっと興味があったし、なんとなく卒園ムービーを作ることになってしまって焦ってるパパさん、ママさんはいませんか?
私は動画作成は初心者でしたが、アドビクリエイティブカレッジのPremiere Pro(プレミアプロ)講座を受講したことをきっかけに、卒園記念ムービーを作ることになりました!
たったの10週間、動画の勉強をしただけでほんとにできるかな?と不安でしたが、なんとかやりきることができました。
保護者さんも、こどもたちも喜ぶような動画が作りたい!
そんな私の経験から、構成のアイデアやスケジュールなどお伝えします。
子どもの保育園、幼稚園で卒園ムービーの作成の担当になってしまった!
または、まだまだ卒園は先だけど、子どもの思い出のために作ってみたいと思っているパパさん、ママさん、ぜひ最後まで読んでください!
Contents
卒園ムービー作成の準備
子どもの卒園までの1年間のスケジュールや、準備することについて説明しますね。
作成スケジュール
時期 | 理想スケジュール | 私の場合 |
---|---|---|
4月 | 使用ソフトを決める 構成を決める 過去の写真を保護者から集める 発表会、運動会などたくさん写真や動画を撮る 保育園・幼稚園に許可をもらい写真を撮らせてもらいに行く 過去の卒園ムービーを見せてもらったり、ネットに上がってるものでどのようなものを作りたいか考える | |
7月 | アドビクリエイティブカレッジ Adobe Premiere Pro講座申込 | |
9月~11月 | Adobe Premiere Pro講座 受講 | |
12月 | Adobe Premiere Pro講座 課題を提出して修了 | |
1月 | 集めた写真で使う写真をまとめる BGMや効果音、オープニング素材など集める ソフトをとにかく使って組み立ててみる | アドビクリエイティブカレッジ 講座修了生対象の アドビことはじめドリル開始 |
2月 | 名前に間違いがないかチェック 映っているっ子に偏りがないかチェック BGMの大きさや誤字脱字など違和感チェック | 卒園ムービー作成開始 |
3月 | 完成 | 謝恩会での上映に向けて、ギリギリまで編集 完成 |
本来なら1年かけて、写真を集めたり、撮影をしたり、構成を練ったりするのが理想です。
四季折々、子どもたちのたくさんの表情の写真を撮影したり、年長から入園した子の写真は多めに撮ったりしておくと、あとから写真があまりない!ということにもなりません。
私の場合は、アドビクリエイティブカレッジのAdobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)講座を受講したことをきっかけに作ることになりました。
写真集めなどに関しては、もともと保護者で作る文集が恒例行事となっていたため、写真は11月頃から保護者に協力してもらい集めていました。
運動会や発表会も文集のためということで撮影していました。
構成を考える
私が作った卒園ムービーについて紹介しますね。
卒園ムービー内容 | |
---|---|
オープニング | 20秒 |
こども達の紹介(写真) | 2分50秒 |
0歳児から5歳児クラスまでの 写真スライドショー | 8分 |
運動会(動画) | 3分30秒 |
先生からのメッセージ(動画) | 40秒 |
エンディング | 1分30秒 |
全部で15分以上となってしまい、とても長くなってしまったかもしれません。
でも「泣いた!」「あっという間だった」と感想をいただいたりもしたので、退屈することなく見られたようです。
写真を集める
私は、保育園で購入した写真のみを使用しました。
時間があまりなかったのもありますし、文集作成のための写真を集めていたので、写真だけで150枚ぐらいは使いました。
でも、せっかくなら年長から入園してきた子のことなども考えると、まんべんなく写真を集めたらよかったなと思います。
写真をお借りする場合は、データでもらうのが最適ですが、現像した写真しかない場合はスキャンをする必要があります。
今はコンビニで簡単にスキャンができますが、私はコンビニへ行くのすらも面倒なのでこちらのスキャンスナップというスキャナーを使いました。
もともと、増えすぎる学校のプリントなどをスキャンしたくて購入してたのですが、これがあったおかげで写真のスキャンもサクサクでした^^
子どもたちや先生を撮影させてもらう
保育園には、子どもたちの自然な写真、集合写真、先生からのメッセージムービーを撮りに行きました。
集合写真を撮ることが大きな目的だったため、休みの子がいたら撮れないので、その調整は大変でした。
何度か予定していたのですが、一人休み、また一人休みといたため、当初の予定よりかなり遅くなりました。
こんな風に撮りたい!この衣装を着てる日に撮りたい!とかあると思いますが、全員が揃ってることが優先なので、撮影日は早めに設定しておいた方がいいです。
卒園ムービー構成
卒園ムービーの内容について説明しますね。
オープニング
オープニングはフリー素材を使い、カウントダウンから始まり、
「20〇〇年 〇〇保育園 卒園記念」
と、タイトルを入れました。
素材はこちらのサイトから探しました。
フリーと書かれていても、規約はしっかり読んでくださいね。
子どもたちの紹介
こどもたちの紹介は、ただ普通に紹介するのではなく、子どもたちの良いところを文字で載せました。
先生にも協力をお願いすると、みんなで話してくれることになりました。
子供たちがそれぞれお友達の良いところを出し合いました^^
なんだかとてもほのぼのする光景ですよね^^
こちらは、見本動画です。
実際はもうちょっとゆっくりで、子どもにも文字を読みやすくしてあります。
子供も大きくなってから、こんなこと褒められてたんだなと振り返ることができたり、親御さんもお子様のお友達からの印象を知ることができたらいいなと思いこのようにしました。
0歳児から5歳児までの写真スライドショー
0歳児から5歳児までの写真は特に効果は使用せずパッパッと3秒間ぐらい流す感じにしました。
クラスが変わるごとにディゾルブ効果を使って、クラスの切り替わりを表現しました。
ここは、子どもたちの登場回数にかたよりがないかなど、複数人でチェックしました。
ここでのBGMはフリー音源のピアノの曲を選びました。
そこへ、見ている人が退屈しないように文字入れなどもしました。
- よちよちあるき
- たのしかったえんそく
- わらってすごした日々
このような感じで、保護者もこどもたちの小さい頃を思い出し、子どもたちも自分たちの小さい頃の写真を見て楽しめるようにしました。
泣けるポイントだったよ
0歳児から5歳児までの運動会動画
運動会動画は、どんなことをしてたかがわかるように、全体が映ってるものを編集しました。
こちらも、最初から入れることを想定していたわけではないので、自分自身が撮影したもののなかで、全体の雰囲気がわかるものを選びました。
年長で一人ずつ披露するものは、全員入れました。
先生からのお祝いメッセージ
先生からのメッセージは、先生の負担も考え、年長と年中の担任の先生のみにしました。
前もって撮影をお願いして、言うことを考えてもらいました。
ほんとにひとことでいいので、とお伝えしたので、一人20秒ぐらいお話してくれました。
先生にカメラを向けると泣けてきて、先生と泣いちゃったよ(涙)
エンディング
エンディングは、子どもたちがワイワイしてる動画と、集合写真を撮る時のメイキングを入れました。
そして、集合写真を撮る時の最後に、アドビクリエイティブカレッジの課題にあった、カメラをカシャッとして写真にするような効果を作りました。
見本動画はこちらです。
これの最後の部分をそのまま真似しました。
卒園ムービーを作成するにあたっての注意点
- スペルミスや誤字脱字の確認:卒園生の名前やメッセージに誤字脱字がないか、しっかりとチェックします。
- 音量のバランスを確認:BGMと話している声の音量バランスが適切かどうか、全体を通して確認しましょう。
- 画質のチェック:特に拡大した写真や動画がぼやけていないか、画質を確認します。
卒園ムービー上映時の技術的トラブル対策
スペルミスや誤字脱字の確認:卒園生の名前やメッセージに誤字脱字がないか、しっかりとチェックします。
音量のバランスを確認:BGMと話している声の音量バランスが適切かどうか、全体を通して確認しましょう。
画質のチェック:特に拡大した写真や動画がぼやけていないか、画質を確認します。
卒園ムービー上映時の技術的トラブル対策
卒園式でのムービー上映時には、以下のような技術的なトラブルが発生する可能性があります。これらを事前に防ぐための対策を紹介します。
再生機器の事前チェック:使用するプロジェクターやスピーカーが正しく機能するか、事前にテストしておきましょう。
予備の機材を用意する:可能であれば、予備の再生機器やケーブルを準備しておくと安心です。
ムービーファイルのバックアップ:ムービーファイルはUSBメモリなどにコピーを取っておき、トラブル時に備えましょう。
卒園ムービーの構成アイデアまとめ
卒園ムービーを作る過程は、時に大変かもしれませんが、完成した時の達成感と、卒園式での感動的な一瞬は、それを遥かに上回るものです。
子どもたちの成長の記録、保護者や先生への感謝の気持ちを形にするこの機会を、ぜひ最大限に活用してください。
上記のポイントを押さえ、一生の思い出に残る卒園ムービーを完成させてくださいね!